こんにちは〜
じゃがでん です!
住宅購入をお考えの方は必見!今回は「持ち家VS賃貸」についてです。
この論争は昔から絶えません。もういい加減うんざりだと言う人も多いかもしれませんw
とにかく、私は賃貸派です。
住宅は人生の三大出費にも数えられ、一番お金がかかるところなので、なるべくコストを押さえることで、様々なメリットがあるからです。
どんなお金持ちでも、住宅を自分の収入レベルより少し落とすだけで、それ以外の部分にかなりの余裕を生み出すことができます。
浮いたお金を投資することでより多くの富を時間を使わずに得ることができるのです。
つまり、結果的にはあなたの人生の貴重な時間を労働三昧にすることなく、適度に働いて暮らせるスタイルを実現できます。
賃貸=安価ということではありませんが、自分の収入の変化によってフレキシブルに引っ越しができる点が好みです。
また住む場所を簡単に変えることもできるので色々な間取りや立地を試したりすることもでき、賃貸の恩恵は計り知れません。
今回は、住宅購入する上で考えておくべき5つのデメリットを紹介します。
人によっては大したデメリットではないかもしれません。あくまで私個人の意見としてお聞きいただければ幸いです。
災害が多すぎる国、日本
日本に住んでいると、自然災害が頻繁にあることに気付きます。
地震、風、雹(ひょう)、雪、大雨、津波などなど・・・
中でも多いのは台風や積雪による住宅の崩壊です。
火災保険が使えるとはいえ、自分の持ち物となると管理はすべて自己責任になります。
住宅に限ったことではありませんが、大きな物、値段が高い物、壊れやすい物を所持することは、一定のリスクをともなうのです。
人口減少で住宅価格は下がり続ける
現在、住宅価格は下がり続けています。
これは人口減少が主な理由とされており、分譲、賃貸限らず、すべての不動産の価格が下がって来ています。
賃貸物件は、地方都市ではすでに需要と供給のバランスが一変しており、家賃1万円前後の物件まで現れ始めています。
1万円の物件なんてボロボロに決まっている!と思う人も多いようですが、昔の感覚で判断すると選択をあやまります。
今では1万円でも鉄筋で築30年以内の物件がゴロゴロとあります。
昔は「貸してください!」スタンスだった賃貸も、今では「借りてください!」になり、敷金礼金ゼロは当たり前、フリーレントと呼ばれる「しばらく家賃無料でいいです」という物件さえあります。
一方、新築分譲物件の価格は、まだ極端に下がってはいません。
一見、高い価格で販売しているのはなぜか?それは現在住宅ローンが低金利で、さらに国からの補助分を見込んで住宅価格設定をしているからです。
つまり、ショックな話ですが、新築マンションの価格は、景気ですぐに変化するものではありません。
住宅ローンの金利が住宅の価格を増減させています。
つまりお金が借りやすいほど需要が増え、それにともない住宅の価格も上がっていきます。
ですから金利が安く借りられた、ラッキー!とか、安く手に入ったとか、小さい視点でしか見ていないと損をしてしまう場合があります。
どう考えても今は「買い」ではありません。
住宅を資産として購入して正解なのは、買った瞬間に買った値段以上で売れるとき、日本でいうバブルのときくらいです。
日本の住宅は価値が上がらない
イギリスの住宅はとても頑丈に作られることで有名です。
彼らはアンティークを愛し、古いものを好みます。
住宅は使い古すほどに魅力を増していくと考えているようです。
そのような文化があるので、イギリスでは中古住宅はどんどん価値が上がっていきます。
つまり住宅購入が投資になるのです。
しかし一方日本の家屋は、いわばインスタント住宅。
必要最低限のコストで作られる住宅がほとんどのため、新築にはそれなりの付加価値はあるものの、一度中古になってしまうと途端に値段が2/3程度まで落ち込みます。
その後も価格が上がることは考えにくく、そのまま緩やかに下降していくのです。
逆を言えば、日本の新築はほぼぼったくり価格なのです。
本来の価値に「新築」というブランドをのっけて販売しています。
モデルルームなどではありえないほどゴージャスな家具や小物を散りばめ、優雅な生活をイメージさせるなど、ありとあらゆる手を使い感情を揺さぶり売りつけようとします。
実際はほとんどの人は食べ物や電源コードなど生活感丸出しの暮らしになるのがオチです。
住宅販売メーカーの策略にのってはいけません。
これからのサラリーマンは海外移住が一般的になる
あまり他の方は言及されていませんが、これからくるグローバリゼーションの時代、人口が少なく人件費や税金が高い日本から、新興国へ拠点を移す日本企業が増えていくことが予想されます。
新興国は平均年齢が若く、これからどんどん経済活動が活発になっていく国々。
南米やアフリカ、インドなど一部のアジア諸国です。
このような海外の資源を、日本の企業が利用しない手はないのです。
日本に工場や販売拠点を構えるよりも、生産と消費の両方に分がある新興国に工場や拠点を置いたほうが、確実に儲かります。
あと10年も経てば、日本のサラリーマンのほとんどは海外に転勤している可能性があります。
少なくともあなたの子供や孫は、海外で働く可能性が大です。
こうなると、ひとつの人生で同じ家に住み続けるという今までの常識が全く通用しなくなってきます。
家を何回も買い換える資産があれば別ですが、一般家庭にそのような余裕があるとは思えません。
逆に住宅ありきで仕事を探すこともまた選択肢をせばめます。
出世の道が絶たれたり、仕事が見つからなかったりなど、積み上げてきたキャリアに傷がつくことも。
住宅を購入してしまうと、その土地に縛られることになるのです。
ローンを払えるかわからない
有名な著書「金持ち父さん貧乏父さん」でも説明されている通り、住宅は「負債」なのです。
世の中では、ギャンブルや酒、女遊びで借金することは、だらしないこととして扱われています。
しかし、ローンで住宅を購入することはむしろ立派なことというイメージがあります。
これはある種の洗脳かもしれません。
結局本質的には、お金を前借りして贅沢している点は変わらないのです。
しかも住宅はとても高額な買い物、まさに究極の散財です。
たしかに住宅ローンの金利はとても安く、借金の種類としてみれば健全な部類ですが、それでも今お金がなくて買えないものをムリして先に手に入れている事実は変わりません。
本当に良い借金の方法というのは、買ったときより価値の上がるものを購入すること。
そしてできれば一括で払える資産がある上で、あえて(住宅を担保にすることにより)低金利の借金をするという選択です。
安くお金を借り、それ以上の利益を出すか利回りで運用することによって、それはお金を増やす使い方になります。
しかし住宅購入する日本人のほとんどは「浪費」としての購入方法しか知らないのです。
おそらく住宅ローンは35年ローン。定年が65歳、もしくは70歳になろうとしているので、30歳でローンを組めばギリギリ返し終わる計算、もしくは退職金で支払うことも可能です。
しかし問題は、それまで会社が潰れずに存続しているかということ。
事実、30年続く会社は非常に稀です。昔から続いてきた会社でも、IT革命後のこれからは、いつ時代の波に飲まれるかわかりません。
会社が存続したとしても、今流行りの45歳以上を対象にしたリストラ(=終身雇用崩壊)、年功序列崩壊により、良くも悪くも実力主義の世の中に移り変わってきています。
つまり生産性の衰えた(もしくは最初から無い)おじいさん、おばあさんは、定年前に職を失うのです。
安泰安定安心(ついでに給料も安い)を売りにしてきたサラリーマンというビジネスモデル自体がもはや崩壊しようとしているのです。
実力がなければ、歳だけとった人は個人で稼ぐことも、転職さえも難しくなります。
こんな世の中で、35年間ローンを返し続けることができると自信をもって言える人はいるでしょうか。
つまり、返せなくなりそうな借金をしてはいけない、というあたりまえの結論に落ち着くのです。
まとめ
あなたは住宅を購入後、海外転勤を命じられたらどうしますか?
私なら、その会社を辞めると思います。そして場所に縛られない個人で稼ぐ方法を磨くと思います。
仕事(会社)が生活を縛ると同時に、住宅も生活を縛ります。
できるかぎり縛りは少ないほうが、楽しく、コスパよく、ストレスなく、幸せに暮らせると思いませんか?
今回は少しネガティブな内容が多かったと思いますが、そんなライフスタイルの提案でもあります。
あなたにとって少しでも気付きになれば幸いです。
以上、じゃがでんでした~