こんにちは〜
じゃがでん です!
今回は、所持している「モノ」を循環させると取捨選択がうまくなるというテーマです。
ものを循環させる?とはどういう意味か。それは所持しているものを積極的に入れ替えるということです。
モノを大切にする、ということはモノを捨てないことだと教わってきた人も多いと思います。しかしモノは気持ちよく使ってナンボです。まだ使えるからと壊れるまで無理して使う人がいますが、それはモノを大切にしていると言えるでしょうか。もし使う側がストレスを感じるようなら、それはモノとして十分役目を果たしていないことになります。それを使い続けることがどれだけのデメリットを生んでいるか考えたことはありますか?モノはどんどん手放して、また買う。これを積極的におこなうことで、本当に大切なものが見えてきます。
人を成長させるのは好奇心
飽きっぽい性格は時にデメリットとして扱われたりします。しかし成功者の多くは落ち着きがなかったりいろんな事に気を取られたりします。まさに「子供」のような部分があるといえます。
では「子供」にはどのような特徴があるでしょうか。素直であり、吸収力があり、偏見がありません。良いことも悪いことも、スポンジのように取り入れていきます。
おそらく大きな目標を達成するためには、子供のような部分、つまり「好奇心」を持ち続ける必要があるのではないでしょうか。
好奇心を阻害するワナ
好奇心を阻害するものがあります。それが「我慢」です。
我慢することも時には必要とは思いますが、自分の好奇心を押さえつけることはしない方が良いのです。「我慢しなくてはならない」と思ったときは、なぜ我慢しなくてはならないんだろう?と一旦考えてみてください。明確な理由がなければ、それは我慢すべきではないのです。好奇心を自由に開放する癖を付けましょう!
飽きっぽいことを武器にする
個人差もありますが、同じことを繰り返していると人は飽きてきます。
この「飽き」は労働においては大敵となるので一昔前までは悪いことだと考えられてきました。
しかし「飽き」とは慣れのことでもあり、その事をある程度習得したという証でもあります。また、次のフェイズに進もうとしている兆しでもあります。
飽きっぽい人は、習得の早い人です。
本能的に変化を望んでいるということ。それに従い、新しい環境に身を置いてみましょう。きっとまた夢中になれるものに巡り会えます。
「ターンオーバー」という言葉を聞いたことはありますか?
新しい細胞が生まれ、古くなった細胞が剥がれ落ちる現象のことです。古いものを捨て、新しいものを取り入れる。これを止めてしまったとき、人は「老化」していくのだと思います。
モノを買うことは浪費?投資?
一般的に、リターンのないものは浪費だと言われています。
一見すると家の中にあるほぼ全てのものが金銭的なリターンがなく浪費と思われがちです。
しかし、モノには、それを使うことにより素晴らしい体験をもたらしてくれるものがあります。
あなたの仕事や遊びを効率化・高速化してくれるもの。快適さがアップするもの。癒やしを与えてくれるもの。
これらは投資と考えても良いのではないでしょうか。
選び抜く能力が磨かれる
本当に良いものに出会うと、前述の通り投資になります。
それを使うたび、見るたびに心が満たされ幸福感が持続。お気に入りのものに囲まれた生活は、かなり価値の高いものです。
しかしある時、モノに対して「なんか違うな」と感じるときがあるでしょう。
お気に入りのものに「飽き」や「違和感」を感じたら、それは「手放すとき」なのかもしれません。
すると、今度は更に良いものを手に入れようとします。無意識に比較分析したりして、こだわりの一品を探し当てるために研究します。
趣味趣向が変わるから飽きるのだという意見もあるかもしれませんが、私はそうではないと思っています。経験や知識が蓄積されていく中で、センスがアップし、その人の中では「成長」しているのです。まさにセンスのターンオーバー。
せっかく買ったから、思い出の品だから。モノに縛られると、このターンオーバーを妨げてしまいます。
細かい損得よりも、今この瞬間のベストを考えるべきです。
取捨選択がうまくなる3つの理由
モノの代謝を上げると取捨選択がうまくなる理由は3つ。
- 必要なものの判断基準が明確になる
- 常に最新のモノを手にできる
- お金がかかるので真剣に考える
一言でいうと、「分析能力がアップする」ということです。
必要なものの判断基準が明確になる
人によって、必要かどうかを判断する基準は様々です。なので自分自身でそれを見つけるしかないのです。モノを積極的に入れ替えていくと、自分自身が何を最重要と考えているのかが見えてきます。己を知ることができます。モノを入れ替えるということはトライアンドエラーを繰り返すことです。試行錯誤することで自分が本当に求めていることが見えてきます。
常に最新のモノを手にできる
数ヶ月前までは探しても見当たらなかった、「こんな商品があったらいいのに」という品物が、今では何種類も販売されている。そんな経験はありませんか?
テクノロジーの進化は言うまでもありませんが、アイデアも進化していきます。より高度でニッチな需要に答えるために、様々な新しい商品やサービスが常に生み出されています。その最先端を知ることは、幸福度が高いだけでなく、時代の波に乗るヒントを得る上でも重要です。
お金がかかるので真剣に考える
人は無料のものには価値を感じません。逆に有料のものや損するかもしれないとなると、頭を使います。今まで使っていたものより良いものを手に入れたいと思ったとき、売却したとしても、やはり出費が発生します。
更に、良いものは大体が高価なものだったりします。逆に安物は品質が低いのですぐ使えなくなったり、使うたび、見るたびにストレスがたまったり、時間や気力を奪っていくものです。よって取捨選択を繰り返していくと、自ずと高価な品の吟味になります。
お金を掛けるからには、今までのものから退化しては意味がありません。材質、値段、デザイン、機能、あらゆる角度から真剣に比較検証を行うはず。これこそが取捨選択の精度を上げるための訓練になるのです。
モノだけではない
更に考えを拡張すると、この考えはモノに限った話ではないのです。
人間関係や生活スタイル、食べ物。
「これは良かったけど、こっちの方が良かったから、今度からこっちにしよう!」
このようなPDCAを回すことによって、人はどんどん成長していくことができます。
まとめ
古いものにとらわれず、どんどん捨てて行きましょう!そうすることで新しいものがどんどん入ってきます。
何十年も変わらないモノ(コト)がある、という人は、要注意かもしれません。
それは価値観や思考がバージョンアップしていないかもしれないからです。
ぜひ身の回りのモノやコトをどんどんバージョンアップしていき、自分自身のターンオーバーをうながしていける環境づくりを今日から実践していただきたいと思います。
以上、じゃがでんでした~