こんにちは〜
じゃがでん です!
今回は、
なぜお金持ちにはミニマリストが多いのか?について、私なりの解釈を話そうと思います。
ちなみにミニマリストとは、物を多く持たない人々のことです。
お金持ちの家、貧乏人の家にはそれぞれ特徴があります。
お金持ちの家は面積が広い傾向はもちろんありますが、空間を大切にしたレイアウト、最低限のものしか置かない見た目のすっきりした部屋で過ごしている事が多いです。
それに対して貧乏な人の部屋は散らかっており、必要のないものがたくさんあります。
貧乏な人は物の「価値」ではなく「価格」につい気を取られます。用もないのに100均に行く人は要注意です。必要ないものでも安ければ買ってしまうため、物が増えてしまうのです。
その上、貧乏であるがゆえに「もったいない」という思考が働きやすく、なかなかものが捨てられません。たくさんの物に囲まれることにより、ストレスがたまり、発散のためにまた物を買うという悪循環。意外とあなたのまわりにもこのタイプの方がいらっしゃるのではないでしょうか。
お金持ちにミニマリストが多い理由は、下の3つに集約されるように思います。
・物を所持するデメリットを知っている
・いつでも必要なら買い戻せる
・必要最低限にするメリットを知っている
一つずつ見ていきましょう!
物を所有するデメリットを知っている
物を「所有」するという概念は、実は現代文化独特のものといえます。
所有とはなんですか?とたずねられても、なかなか説明が難しいと思いませんか?
文化とは、特に合理性のないルールのようなもの。なぜ「いただきます」というのか、それは文化だからです。
昔の人々は、所有という概念を持ち合わせていませんでした。
その物が、今たまたま自分の近くにある、という考え方です。
物が自分に「寄り添っている」という表現になります。
ある意味、古代の人々の方が本質的な感じがしませんか?所有欲という言葉がありますが、所有していることによるメリットとはなんでしょうか。多分皆無だと思います。
物とは、それを使ったときの体験に価値があります。物を所有していなくても、その体験を享受できるなら、それは同じ価値があるとも考えられます。
そして、所有には大きなデメリットが存在します。それは、管理コストです。
車を持てば駐車場代や車検、保険、掃除、オイル交換、修理・・・
一つ所有することで、それに付随してたくさんのわずらわしさが増えることになるのです。
違う例で言うと、ブーツを買ったらメンテナンス用のブラシ、オイル、布なども必要になります。料理をしようと思ったら、フライパンや鍋、ヘラや計量カップ等の調理器具を買い揃え、各種調味料やスパイスを用意し、洗い物のためのスポンジや洗剤、水切りカゴを用意することになります。
このように所有が更に他の所有をうながし、物がどんどん増殖していき、快適な空間が埋め尽くされながらお金が減っていく。
物の所有には、このような連鎖性があることを、お金持ちは知っているのです。
部屋に物を置くということは、そのスペース分の家賃がかかっているという考え方もできます。
そして必要以上の物があることによるデメリットは金銭面だけではありません。
精神的に快適な空間とは、適度に余白のある空間です。
空きスペースや空き収納があると、そこに物を埋めたくなるのが人の習性でもありますが、空間的なゆとりをあえて取ることが、心のゆとりになることをお金持ちは知っています。そして、その精神的な健康にかなり気を使っているのも金持ちの特徴といえるでしょう。お金を生み出すのは自分自身の脳。その脳、精神が不健全であれば、様々なことがうまくいかなくなることを知っているからです。
いつでも必要なら買い戻せる
「もったいないから捨てられない」という考えも、所有のデメリットを考えると手放しやすくなるはず。持ち続けることと捨てること、どちらがより得なのかを冷静に分析できるのもお金持ちの特徴といえます。
お金持ちは、特に汎用品、いつでも手に入るもので、あまり使わない安いものであれば、秒速で捨てる判断ができます。それは「いつでも買い戻せる」からです。
無駄なものを買ってしまったと反省し、次は絶対買わないと決心して、捨てる。
万が一、また必要になったら、その時また買えば良い。
「捨てて買い戻す」ということが、非常にもったいないと感じる人は少なくないと思いますが、一度捨てることによって、そこに「反省」が生まれます。自分は「間違えた」のだと自覚し、必要なかったのだと認めることで、成長し、次のステップへと進むことができるのです。
貧乏人が物を捨てることができないのは、自分を正当化する癖が付いているのかもしれません。自分の間違えを素直に認めることができず反省することを止めてしまうと、本当に必要な物なのかを冷静に判断できなくなります。「いつか使うだろうから取っておこう・・・」そのいつかは、一生こないでしょう。
必要最低限のメリットを知っている
物を必要最低限にすると、様々なメリットがあります。
・節約になる
・部屋が広く使える
・部屋の見た目がすっきりし気持ちが良い
・ひとつひとつの物に感謝・愛着がわき大切にできる
・物を探すことがない
・本当に大事なものにお金をかけられる
・掃除が楽
・引っ越しが楽で低コスト・環境の変化に対応しやすい
よく「机の汚い人は仕事ができない」という通説があるように、その人の過ごしている周囲の状態というのは、その人の頭の中を表していると思います。散らかった部屋に住んでいる人は、頭の中も散らかっているのです。
すっきりした部屋で過ごしている人は、頭の中もシンプルでクリアです。自分は何を目指しているのか、今何をすべきなのかが明快で、迷いなく行動しやすい環境といえます。
部屋に余計なもの、例えば誘惑系のもの、食べ物や漫画、ゲームなどが多いと、人はそういったものに流されやすいので、本当にやろうと思っていたことに集中できないこともあるでしょう。逆にいえば、お金持ちになるためには、自分をコントロールしやすい「環境」を作り出すことこそが、まずはじめにやらなければならないことなのかもしれません。
まとめ
お金持ちの思考は、必然的にミニマルな暮らしを好み、逆に
お金持ちになるためにはミニマルであることが必要。
お金持ちの思考法が生活に溶け込むことで、ミニマリストになっていくのだと思います。
最近はテレワークが流行りだし、自宅で仕事をする人も増えてきたと思いますが・・・
どうも自宅ではうまく集中できない。寝てしまう、食べてしまう、遊んでしまう。
そんな人は、ぜひ物を減らすことから実践してみてはいかがでしょうか。
以上、じゃがでんでした~