こんにちは〜
じゃがでん です!
今回は、YouTubeを見ていても成功者にはなれない、5つの理由についてお話しします!
少し誤解を招きそうなタイトルですが・・・要するに
「得た情報を目標達成に結び付けることができず時間ばかりが過ぎ去ってしまう」というお悩みを持つ方が多く見受けられるからです。
特に最近は「YouTube」で自己啓発系のチャンネルも増えてきました。とりあえずデスクに座って、動画を見る。すると、気がつくと2時間過ぎている。そんな経験はありませんか?
もし心当たりがあるなら、それは情報収集全般への誤解のせいかもしれません。
せっかく学ぶ意欲や目標達成へのモチベーションが高いのに、その気持ちを結果に結び付けられないことは、とても残念なことですよね。
ぜひこの記事をご参考にしていただき、改善してみてはいかがでしょうか!
その情報収集は娯楽?
情報収集(=インプット)は、単にそれが知りたい情報単体であることもあれば、思想や考え方、テクニックを学ぶためだったりします。
対して、娯楽のためのインプットも存在します。映画やお笑いなどです。
たとえばドキュメンタリー等であれば、その目的次第で、それは娯楽にも教養にもなります。
ただなんとなくクリックして、流れる動画をながめている・・・・それはいかに真面目な内容であったとしても、「娯楽」になってしまっているかもしれません。
YouTubeを見ていても成功者にはなれない5つの理由
1.断面的な情報しか得られない
YouTubeは視聴数を稼ぐことで報酬を得られるビジネスです。
なので、良くも悪くも「キャッチー」な内容が多いのです。
勉強系の動画だとしても、難しい具体的なテクニックには触れられていないことが多いです。小難しい内容を扱うと視聴者が離れてしまうことを、発信側は知っているから。
しっかりと血肉になる有益な情報というのは、順序良く学ぶ必要があり、ヌケがなく連続的である必要があります。だから一つのテクニックだけ切り取っても理解できないのです。
世の中には「ある程度知識のある人向けの知識」というものが存在します。そういった内容は、YouTubeではあまり扱われることはありません。
2.求めている情報をピンポイントで得ることが難しい
最近は、YouTubeの検索窓を使用して調べ物をしたり、興味のある動画を探すことも多くなってきたと思います。しかし、ウェブサイトに比べるとまだまだコンテンツ数は多くありません。また、動画は、ある程度ストーリー性や再生時間のボリュームが求められます。よって、なかなか欲しい情報だけが無駄なく詰め込まれた動画が存在しないことが多いです。
3.知っている情報が多い
本でも動画でも、インプット全般に言えることですが・・・
一つの分野に絞って情報収集をしていると、どんどん知識がたまっていきます。最初のうちは、ただ動画を眺めるだけでも有意義な時間が過ごせるでしょう。しかし、知識が増えていくにつれて情報の重複が出てきます。
同じ分野の本や動画では、同じような内容を発信していることが多く、また一人の著者やユーチューバーが同じ内容を繰り返し発信している(悪い言い方をすれば、使いまわしている)ケースが多いです。
しかも前述したように、YouTubeの内容は「キャッチー」であるが故に「入門」「初心者向け」です。専門書などを読むよりも更に情報の重複が起きやすくなっていると言えます。
4.なんとなく有意義な気分になってしまう
情報収集は、麻薬のようなもの。
朝、新聞を買って読んでいるだけで、「自分は世の中の流れを掴んでいる!」と安心している人がいますが・・・
悪い事ではないのですが、それは自分から取りにいって得た情報でしょうか。確かに新聞は自分で買ったものかもしれませんが、購入した時点では何が書いてあるのか知らずに買っています。これは受動的なインプットと言えます。受け身という意味では、TVCMとあまり変わらないのです。なんだかわからないけどとにかくインプットしないと落ち着かない。こんな状態は「インプット中毒」かもしれません。
気分よく漠然と得た情報・・・それは、何の役にも立たない!・・・とは言い切れませんが、芸能人の話題、時事ネタ、流行りのもの、このような情報は、目標達成に直接関係あるでしょうか。
5.自分の行動だけが成長方法を教えてくれる
ヒトという生き物は、数少ない、他人の経験から学べる動物ではあります。しかし人それぞれ能力や経験、環境が違うので、他人の真似をしていれば何もかもうまくいくわけではないのです。
どんな目標を立てるかにもよりますが、おそらく達成するためには今の自分を変える必要があると思います。あなたを最も成長させるのは、他人からもらった受け身の情報ではありません。
あなたの行動から得られる情報こそが、あなたに最適化された最も役に立つ教科書になります。
情報収集は目的意識を持つ!
読書でも同様ですが、漠然とした目的のない情報収集はほぼ無意味と思ってください。
その理由は
- 内容の重複によりどんどん時間対効率が低下していくから
- 関係ない情報がほとんどだから
無駄なく情報収集するためには、目的意識をもって情報収集することが大切になってきます。
新しい知識を取り入れたいとただ漠然と考えている方・・・それも否定はしません。
そんなときは、その本やブログ、動画からどんな知識を得ようとしていて、それをどんな場面で活かしたいのか。ビジョンを持ってインプットをおこなうと良いと思います。副次効果として、記憶の定着や理解度が何倍にもなりますので、意識してみてください。
情報をシャットアウトすることが大切!
「今」必要な情報に集中する
関係ない情報をシャットアウトするということは非常に重要です。
ベストセラーのビジネス本を読んだ人は何万人もいるはずなのに、その読者達は100%成功してないようです。なぜか。それは・・・
その人のフェイズ、タイミングに合っていない情報を得ても、すぐには実践できないからです。
とりあえず良い情報だからと思って頭の片隅には置いておこうとしますが、時間とともに忘れていきます。つまり時間の無駄です。
あなたに必要な情報は「今、行動するための情報」です。必要な情報だけを抽出し、それ以外の情報は遮断するようにしましょう!
脳の肥満に注意
更に悪いことに、今この瞬間に関係のない情報で頭がいっぱいになってしまうと、上手く動けなくなってしまいます。
ジャンルや分野が同じ情報は、すべて自分の目標達成に関係がある!と思い込んで、それがYouTubeに大量の時間を使ってしまうことを正当化してしまう・・・
しかしそれは方向性は同じでも寄り道をしているようなものです。
あなたが得ている情報は、思った以上にあなたの行動へ影響を与えています。無駄な情報が雑音となり、行動を妨げる。あれもこれもと欲張ると、注意散漫になってしまいます。
「今」必要な情報以外はすべて「ゴミ」だと思ってください。実際はゴミではないんですが・・・そういう意識を持ってください。
いつか役に立つかも・・・そういう知識(物も同じ)は、一生役に立ちません!万が一必要になったら、そのとき学べばいいのです。それが目標達成への最短最速の道です。
なるべく情報は厳選し、頭の中をクリアに保つこと。これが成功への近道です!
おまけ:YouTubeを見すぎると危険な理由3選!
疲れるのは目だけじゃない
ブルーライトによる眼精疲労は有名ですが、動画はカラーであり動きもあるので、脳のリソースをかなり割くことがわかっています。
動画を見た後の状態を体に例えると、ジョギングでヘトヘトな状態。そんな状態では本当にやりたいことに集中できるわけがありません。動画を見ることは思った以上にエネルギーを使うんです。
活字離れ
情報発信スキルなどに非常に役に立つ読解力などの文章スキルは、残念ながら動画では伸ばすことは難しいでしょう。対してブログや本であれば、情報収集と同時に活字に慣れることができます。こんな一石二鳥のおいしい方法を取らずに動画ばかり見ているのは、もったいないことかも・・・?
時間が奪われやすい
動画は視覚と聴覚を同時に使います。それゆえ集中もしやすいですが、あっと言う間に時間が経っていることも。
人によっては、ついつい見すぎてしまったり、動画で勉強しようとしたつもりがエンタメ系見てた・・・なんてことも。
YouTubeを見るときは時間を決めて、2倍速で見ることをおすすめします。
再生速度の設定方法は右下の「設定」から。
まとめ
かく言う私も、実は動画をよく活用しています。しかしそれは情報収集ではなく気分転換や娯楽として、気分を上げたりモチベーションをアップするためなど、明確な目的をもって時間を決めて・・・ですが完全にコントロールできているわけではありません((+_+))おそろしい
今の世の中、便利なテクノロジーに溢れていますし、今後もいっそう増えていくと思います。
スマホなど、道具は使い方次第で毒にも薬にもなります。何事も用法・用量が大事なんですね。
最短最速で目標を達成する道は、YouTubeを見続けることではないことを心に刻んでいただければ幸いです。
以上、じゃがでんでした~