こんにちは〜
じゃがでん です!
今回は、真面目な人ほどおちいりがちなマインドセットの矛盾についてです。
初心者に限らず上級者まで、心に迷いを感じた時にいつも私達の味方をしてくれる物事の考え方「マインドセット」。
マインドセットは、すべての行動の軸になるもの。だから最初に学ぶべきですし、ずっと学び続けていくべきものです。
スキルやノウハウをいくら学んでも、このベースとなる考え方がふらついていてはスキルを活かしきれなかったり、ノウハウの意味がわからなかったり、アイデアをひらめけなかったりします。
マインドセットを学んでいると、色々なことに気づくと思います。
たとえば「みんな同じようなことを言っているな・・・」とかです!
しかし、ときに勘の良い人は「コレとコレは矛盾していないか?」と思うことがあります。
真面目な人は、この矛盾が気になり、本来取り組むべき作業に没頭できなくなってしまうことがあります。気にならない人もいますが、気になり始めるとそれがどんどん頭の中でふくらんで大きくなり、他のことが手につかないほど思考を埋め尽くすのです。
ぶっちゃけ私は「そんなの人それぞれでいいじゃん」と思ってしまう派ですが。それでは話が進みませんので、まずは矛盾の内容を整理してみたいと思います。
今すぐ行動 VS 計画性が大切
今すぐ行動するということは、何も考える暇がありません。今からやろうとしていることが正しいのか検証を終えないまま手を出すということに等しいのでは・・・。
そして反対に、計画とは、行動に移す前にその目的をしっかりと認識し、行動が目的にそったものであることを十分検証した上で実行するためのもの。
この2つの教訓は、なんだか矛盾しているように感じますよね。
この2つのマインドセットを整理してみましょう。
計画性は、無駄なことを極力やらないために必要なものと考えたらどうでしょうか・・・
目的地にたどり着くための「地図」に似ています。
気付いたら知らない場所。ジャングルにいるようだ。無人島?目的地がわからないままあちこちさまよっていては、いつ目的地にたどり着くのかまったくわかりません。
しかし、地図があることによって、現在地、目的地の目鼻がつき、いつ頃目的地に着くことができるのか、どのような道筋で進めばよいのかが少しわかります。そもそも地図がなければ目的地にたどり着くことさえ困難でしょう。計画という地図を駆使することにより目的地にたどり着く可能性をアップさせ、さらに到着までの時間を短縮できる可能性もあります。しかし、初心者は、知識や経験がないのでショボい地図しか手に入れることができません。というかショボい計画しか立てることができません。が、それでもいいのです。ほんの少しでも目的地にたどり着く確率をあげ、時間を短縮することができれば、十分、計画を立てる価値はありますね。
とはいえ
ショボい地図を作っている暇があるなら、初心者は動き出してしまってもそんなに大差はありません。地図がショボいので。結局、動きながらでも情報収集はできます。太陽はどちらから昇っているのか、風向き、音・・・。行動するほど、前に得た仮設の間違いに気付いたり新たな情報を入手できます。どんなに最初に緻密に地図を書き上げたとしても、最初は精度が高くないからです。
また、行動することに慣れていない初心者は、計画を立てただけで満足してしまい、行動にうつすことができなかったり、行動するまでウジウジと計画ばかり練って前に進まないことがあります。このようになかなか行動に移せない人は、一番やる気のある瞬間、すなわち「やろうと奮い立ったその時」に行動するのが最もはじめの一歩を踏み出しやすいタイミングなのです。この絶好のタイミングにトロトロと計画を練っていてはもったいない!というのは納得できる話。
しかし、一見反対のことを言っているように見えるこの2つのマインドセットは別々のことを言っていると解釈することもできます。
◆ 計画は、成功率を上げ達成時間を早める。
◆ すぐ行動すれば、一番やる気の高いときに絶好のスタートを切れる。初心者がいくら考えてもあまり意味がない。
まとめると
最短最速で目的地に着きたいなら計画が必要で、思い立った瞬間にサクッと計画を立て素早く行動にうつそう。
こんな風に解釈したらどうでしょうか。
好きなことを仕事にしろ VS 好きなことでは稼げない
ネットビジネスに最初に取り組もうと考えている時、誰もがビジネスモデルの選択やジャンル選びで悩む時期があるかと思います。これはかなり・・・悩みどころですよね。
好きなことでないと継続はムズカシイでしょうし、いろんなことにチャレンジできるこの時代、わざわざ嫌いなコトを仕事に選ぶ必要はありませんよね。仕事は人生の1/3をささげるあなたの重要な生き様、その時間を「捨てる」選択肢はないでしょう。
しかし、世の中はそれほど甘くはありません。すべての人が好きなことを仕事にできていれば、もっと世の中穏やかでしょう。好きなことが世の中の役に立つとは限りません。世の中には好きじゃないことをやってお金を稼いでいる人が大半。特に何にも趣味がなく、好きなことがない人は、嫌いなことをして生活費を得るしかない・・・そんな風に考えるもの納得できます。
これらを両立させる解釈は、このような感じになります。
人の役に立つビジネスモデルの中で、
自分が続けられそうなもの、嫌じゃないもの、少しでも好きと感じられるものを選ぶ
ことです。
人の役に立てなければ基本的には稼ぐことができないのは間違いありません。必要とされていることの中から自分に合うものを妥協せずに選ぶ!これが大事なのではないでしょうか。あなたは今の仕事をどれだけ悩み倒して真剣に選びましたか?
求人があったからさ
それってこの前クビになったバイトのこと?
皿を割りすぎたからじゃない?
ラムネちゃんのようにまわりの環境に流されずに、自分に合った仕事を考えて選びましょう。
まとめ
一見矛盾した2つのマインドセットは、よく考えをめぐらすことで、それぞれが違う視点で見ているということを発見でき、両立させることも可能になります。
本質的な意味をとらえるには、言葉を別の言葉に置き換えたりすると理解しやすいですね!
理解できないマインドセットにぶち当たったときは、すぐに否定せず、意味の深堀りをしてみてください。
以上、じゃがでんでした~