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失敗は成功の元はなぜできない?実践に必要な2つの要素

こんにちは〜
じゃがでん です!

「失敗は成功の元」

コレは誰でも知っている有名な言葉です。・・・が!

この言葉を実践できている人はいるのでしょうか?

失敗を恐れず立ち向かっている人。同時に、その失敗を素直に反省し次に活かしている人。

なかなか見たことがありませんよね。つまりこの「失敗は成功の元」を実践することは、かなり難易度の高いことだと言えます。

今回は、「なぜ失敗を成功の糧にするのが難しいのか」について考えていきましょう。

「失敗は成功の元」を実践できない理由

失敗を成功の元にできない理由は、「自分の間違いを認める素直さ」「間違いを認めた上で凹まないメンタルの強さ」という難しいスキル2つのコンビネーションによってしか成し得ないからです。

自分の間違いを認める難しさ

上達の早い人の特徴として「素直さ」が挙がるのは珍しくありません。

それは、他の人から聞いたアドバイスをそのまま実践したり、嘘くさい情報もとりあえず信じて行動するからです。

しかし、一般の人はそれほど素直にはなれません。なぜならそこには懐疑心や恐怖、プライドが存在するから。

プライドは自尊心とも言うように、自分は他の人と比べてまあまあだと正当化することで精神状態を保つ重要な役割があるものの、根拠がうすく、論理的な思考を妨げることもあります。

プライドの高い人は、自分がすごい人だと信じたいのでそこそこ努力家が多いですが、その反面、自分の悪いところが見えなくなってしまっていることがあります。

自分の悪いところを見つめ直すには、一旦プライドを捨て、自分を客観的、論理的に見る必要があります。他人に比べ、自分の方がすべての点において優れているということはありえません。

どこが良く、どこが悪いのか。これらを洗い出すためには「素直な心」が必要です。

メンタルを強く保つ難しさ

自分の悪いところを目のあたりにすると、大抵の人は凹みます。

もちろん、凹むことは珍しいことでもなければ、悪いことばかりでもありません。

人はショックを受けたり、恥ずかしい思いをしてこそ、本気で治そうと思います。

仮に印象が薄ければ、次の日には忘れているでしょう。

しかし印象的であればおそらくその悪い行動を繰り返すことはなくなるはずです。

ここで大切なのは、凹みすぎないこと。

落ち込んでしまうと、そこで良い継続をやめてしまったり、バランスが崩れてミスを連発してしまったり。ショックを受けすぎて体調を崩す場合もあります。

このような状態になりやすい人は、素直な人が多いです。自分をウソで覆い隠し正当化することが良くも悪くも苦手な人です。

メンタルを鍛えるには、たくさんツライ目にあうしかないのかもしれません。苦労を重ねた人ほど成功しやすいのもそのためでしょう。

ただし、強すぎる自虐は、過度な筋トレで大怪我するのと同様、元どおりに回復しなくなる可能性があります。

あまり自分を追い込みすぎないようにしましょう。

難しさは相反する要素の両立にあり

「失敗は成功の元」を実践できない理由を

  • 自分の間違いを認める素直さ
  • 間違いを認めた上で凹まないメンタルの強さ

と冒頭で説明しましたが、この2つの要素はそれぞれがなかなか難しいことに加え、実はこの2つが矛盾し合っており相反していることにも理由があります。

素直であることとは、何でも受け入れてしまうということ。
それは無防備でありメンタルに強いストレスを直接受けてしまいます。

反対にメンタルが強いということは、外部の刺激に対し鈍感ということ。
つまり他の情報を一切遮断して自分の信じた道に突き進む、そんな頑固さのことです。

この矛盾した2つを両立させる方法は、果たしてあるのでしょうか?

中間点を見つける

ビジネスをしていると、失敗したなぁ~と思うことがいくつか出てきますよね。

ある人は、最初は失敗と呼べないほどの小さなミスをきっかけに、そのことをいつまでの気にして引きずってしまい、次々に連鎖的に失敗してしまう悪循環にはまってしまう。

逆にある人は、大失敗を犯しても、それは自分のせいじゃないと無視して何事もなかったかのように流して、いつまでも自分を省みず、伸び悩みが続き成績が停滞します。

これらは、つまり極端であるからまずいのです。

失敗したら、そのことは素直に認めて、改善に役立てる。
ただし気にしすぎないことが重要です。
一度改善の手をうったなら、その後はすんなり忘れてしまいましょう。
そうすることで、改善しながらも、メンタルを保つことができます。

反省し、気にしないことです。

ビジネスにおける「失敗は成功の元」の重要性

ビジネスの不確実性

基本的にビジネスは早いもの勝ちの世界です。つまり、別々の人がそれぞれまったく同じ手法でビジネスを立ち上げたとしても、まったく同じにはならないということ。また人の能力にも差があります。ビジネスは、その人のすべての要素、今までの経験、性格、人間関係、価値観、環境などが絡み合い、形作られるもの。どんなに再現性が高いビジネスモデルでも、確実な結果が約束されたものは存在しないのです。

だからこそ、トライアンドエラーが不可欠。失敗することが前提で、何度も何度も転びながら試行錯誤していく。この泥臭い過程は、避けては通れません。だからこそ、失敗から学ぶこと、そして何度も起き上がることが、セットで必要なのです。

ビジネスの完璧主義は害悪

世の中は8割主義で良い

こんな言葉を聞いたことはありますか?

たとえば0→8割にするのに100の努力が必要だったとします。
すると、8→10割にするにも100くらいの努力が必要なのです。
これはコスパを必ず考えるビジネスの考えから言えば、かなり「コスパが悪い」のです。

目的と手段を切り分けて考える必要があります。自分の気持ちを納得させるためにやっているのなら、時間と労力をかけて10割を目指すのも良いでしょう。しかしビジネスは時間との勝負。8→10にするヒマがあるなら他を0→8割にしたほうが有益です。このようにビジネスにおいては合理的に考える必要があります。仮に、常に8割の成績を維持しているビジネスマンがいたとしましょう。するとその人は常に2割は失敗し続けているということ。しかし、優秀なビジネスマンはその2割の失敗でくじけたりはしません。どんどん前に前に進みます。

まとめ

失敗を成功の元にすることがなぜ大変なのか、そしてどれだけむずかしいのかがわかっていただけたと思います。

素直さと強さを両立できたものだけが得ることのできる継続的な改善のちから。ぜひ手に入れておきたいスキルです。

これさえ会得できれば、どんどん成長できます。

普段あまり意識していなかったという方は、これから少し意識して生活してみると世界が違って見えるかもしれません。

以上、じゃがでんでした~

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