こんにちは〜
じゃがでん です!
今回は、これからブログをはじめようと考えている人や、既にブログを実践中の初心者、中級者の人で自分のキャラクターに違和感を感じている方向け、どうしたら自分の納得のいくキャラクターが作れるのかを考えてみるよ。
キャラクターは3つの要素でできている
名前
外見
性格
この3つの要素が一体となって、キャラクターの雰囲気を醸し出します。
どれか一つがすばらしくても、他が脚を引っ張っている「おしい」キャラクターは、世の中にたくさんいますよね。
なぜ難しいのか・・・それは、これらを同時に考えようとしているから。
複雑なことを考える場合は、なるべく細かく分解して、一つずつ、適切な順番で考えることが重要になります。
この記事では解答ではなく、考え方をお教えしますので、あとは勝手にがんばってください。
ブログキャラクターの作り方で大事なポイント
ブログキャラクター作りで大事なポイントは、シンプルさ・バカさ・印象深さ・ユーモア・レアさ・新しさ。
この6つの要素を満たす・・・高めることでキャラクターがどんどん魅力的になるんだ
これはブログ全体のイメージにも使えそうなので、ぜひあなたなりに応用してみてよ。
キャラクターイラストの面白さは顔が命
日々ネットを探索しているあなたなら、たまに思わず笑ってしまうキャラクターや画像をみかけることがあると思います。
大事なのは第一印象。最初に目に入った一瞬に興味を持ってもらえなければ、来訪者は去ってしまいます。ですから、じっくり見ているとじわじわ面白くなる、いわゆる「ジワる系」だと少し弱いのです。できれば、ぱっと見で思わず笑ってしまうような強力なファーストインプレッションのキャラクターを目指したほうが良いと思います。
それには独創性が不可欠。服装や小物や性格をいくら面白くしてもダメ。
無意識に注目する「顔」の部分で興味を引く必要があります。特に、吹き出し枠を使った会話をブログに取り入れる場合は、顔しか切り出せないので、顔が命となります。
自分が好きと思えるキャラクターであること
「自分が好きと思えるキャラクターであること」これがもっとも重要なことです。
自分自身がそのキャラクターを愛せなければ、ブログを進めていくウチに違和感を感じてきます。
その違和感は、どんどんと大きくなります。
やがてブログのモチベーションに大きな影響をあたえることでしょう。
記事数を重ねてから気付いた場合、修正するのにかなりの手間がかかります。
フォロワーもキャラクターを覚え始めているため、いきなり変えると別人だと思われてしまうかもしれません。
下手をすれば「手遅れ」・・・基本的に失敗は許されないものだと考えてください。
これからともに資産を築きあげていくパートナー、それがあなたのブログのオリジナルキャラクターなのです。
ブログキャラクターの作り方で重要なのは「順番」
キャラクターを作る時に、「考える順番」は非常に重要です。
基本的には、一番優先させたい項目から決めていきましょう!
キャラクターの役割を決める
ペルソナ、つまり
ターゲットとなる読者。読んでもらいたい特定の年代や性別、立場の人たちに対し、どういった役割をするキャラクターなのかを考えます。たとえば
・読者の考えや悩みを代弁する「共感」キャラクター
・読者の考えや悩みを解決する「先生」キャラクター
ざっくりと役割が決まったら、まず取っ掛かりの部分で、2種類の考え方があります。好きな方を選べば良いでしょう。
下のAとB、好きな方を選んで進めてみましょう!
A:ブログの内容から逆算した性格をあたえる
ブログの構想がある程度出来上がっている人は、そのブログに合わせてキャラクターを考えても良いと思います。
読者の共感が得たいなら、臆病、警戒、悩みがある
人気がほしいなら、明るい、社交的、キャッチー
色々な商品レビューをする予定なら、好奇心旺盛
こんなキャラクターがいたら進めやすいのに。。。というイメージが既にあるなら、そこから着手するのも良いと思います。
B:キャラクター中心に考えていく
まだブログの構想が出来上がっていない人は、キャラクターから作ってしまうのも手です。自分の好きなキャラクターを徹底的に作り込む事で、このキャラクターならどう行動するかを考えるだけで、自然とセリフが生まれて、役割が見えてくることがあるからです。
それとも
キャラクターにブログを合わせるか悩むわぁ
むむむ。。。
・・・。
ぷふぅ~・・・。
やみくもに考えてもまとまらんよ
【完全保存版】ブログキャラクター創造の手順
ブログキャラクター作成は、下の順番を守ることでサクサク進めることができます。
自分の理想のキャラクターを考えてみよう!
ここでのいちばん大事なポイントは、名前や見た目から決めないこと。
①キャラクターのテーマを決める
キャラクターはブログの執筆者とイコールなのか、それとも読者側の傍観者なのか。
ブログの運営者、つまりあなた自身をキャラクター化するなら、テーマはあなた自身ということになります。等身大に近い属性をあたえると、余計なキャラ設定などを気にせず記事の執筆に集中できます。
全く別の第三者のキャラクターを追加する場合、そのキャラクターがなぜ必要なのかを考えます。
・ブログ訪問者の共感を得るため・・・同じ悩みをもたせる
・ブログ訪問者へ気づきをあたえる・・・頭の切れる突っ込みキャラ
・ブログ訪問者からの人気を集める・・・ただただかわいいキャラ
②キャラクターの年齢と性別を決める
年齢と性別は、キャラクターの特徴を決めていく上で最初の方に決めておくべきことです。
これは意外に思われる方も多いでしょう。
なせ年齢や性別を先に決める必要があるのか。それは
年齢や性別によって、求められる見た目や性格の魅力が異なるからです。
いわゆる、〇〇らしさ、と言われるやつです。
このあと、キャラクターの性格などを決めていきますが、ある性格は男なら魅力的だが女なら魅力的でない、またはその逆の現象が高確率で起こります。違和感のあるキャラクターになってしまわないように、この時点で年齢と性別を決めてしまいましょう。
ちなみに、中性キャラ、無性別というのもありです。
③特徴を決める
あなたの好きなプラットフォームはなんですか?
テレビ、ゲーム、アニメ、漫画、映画・・・
なんでも良いので、②で決めた年齢や性別の条件で、好きなキャラクターを最低10キャラ、ピックアップしてください。
あまり手を広げすぎてしまうと時間が必要以上に掛かってしまうので、プラットフォームの範囲を絞って楽しくトライしてみましょう。
映画が好きなら、映画のキャラクターから選ぶのがおすすめ。キャラクターの持ち味が短時間で伝わるよう、シンプルさや印象が強めに出るよう工夫されて制作されているからです。
ここで、ブログのイメージが先にできている場合は、「その雰囲気に合うキャラクター」という条件を追加した上でピックアップします。
ピックアップしたキャラクターは、「あなたが大好きなキャラクター達」です。
そこには、おそらく「共通点」があります。
実在する魅力的でユニークなキャラクターを分析することで、あなたとの相性とキャラクターの魅力の出し方を同時に分析できます。そのキャラクターのどのへんに惹かれたのか、なぜそのキャラクターを好きになったのか、理由を考えてみましょう。
項目は3つです
- 性格の特徴
- 外見の特徴
- 雰囲気の特徴
最初は、それぞれのキャラクターをイメージし、上の項目に沿って特徴を思いつくままに書き出していきます。この時点では共通点は意識しなくても構いません。
性格の特徴の例 | 外見の特徴の例 | 雰囲気の特徴の例 |
頭良い 頭悪い 恥ずかしがり屋 陰キャ 鬱 怒りやすい 冷静 冷酷 明るい 読書好き |
帽子(アイテム) ストレートヘア(髪型) 金髪(髪の色) |
不思議系 シュッとしている 清潔 全体のイメージカラー |
ここで、ブログのイメージが先にできている場合は、ブログの進行に適している特徴(性格)を追加してください。もしくは自分自身の性格を反映させます。
次に、10体のキャラクターで共通点の多い特徴全てに○印を付けていきます。
そして、逆に、それらのキャラクターに全く当てはまらない特徴を考えていきます。この作業が結構難しい・・・。
たとえば、自分の選んだキャラクターには、背の高いキャラがいなかった、とか、正義感の強いキャラはいなかった、など。
こうして完成したリストは、あなたの好きなキャラクターの特徴を濃縮した重要なヒントになります。
このリストを元に、これからキャラクターに特徴をあたえていきます。
④キャラクターの属性を考える
キャラクターの特徴がだいたい見えてきたら、それらを想像しながら、そのキャラクターが何者であるのかを考えます。特徴にピッタリ合う属性を考えてみましょう。
まず、そのキャラクターは人なのか、それとも人以外の生き物(実在・架空)なのか、それともそれとも・・・
これはかなり難易度が高いけどね
効果音だと!?
ここからは想像力を駆使したアナログの発想が必要になります。
なるべくリスト化した特徴を思い浮かべ、イメージを頭の中で練り上げてください。
どうしても思いつかない場合のヒント
◆思わず保存してしまった画像を眺めてみるとヒントがあるかも
◆自分の好きな「モノ」を擬人化してみる
食べ物
いつも使っているもの
こだわっているもの
あこがれているもの
⑤見た目と名前を考える
④でざっくりとした見た目が浮かんできた段階で、ここでようやく、見た目とキャラクター名を考えることになります。
見た目から入ってしまう人が大半な中、この順序で作成することで納得感と使い勝手の高いキャラクターが完成します。
決めた属性に、リスト化した特徴で色付けをしていきながら、さらに一工夫。
「斬新さ」を加えてみましょう。
質感(透明、光沢、メタリック など)
コントラスト(禍々しいものをかわいく、アングラなものをPOPに など)
変な要素
キモい要素 など
個人ブロガーなら、企業ができない攻め方をしよう
個人ブロガーの強みは、自由であること。
大企業が現在進行形でブログへ参入している世の中で、大企業と正攻法で戦っていては、予算やマンパワーの差で分が悪いと言えます。
つまり、大企業と同じ「王道」の攻め方とは違う戦略を考える必要があります。
企業にはできないことで個人にできること。それはギリギリをせめることです。
企業はイメージを損ねるなどのリスクが大きいことから、失敗することができません。なのでどうしても保守的なデザインになりがち。
しかし個人ブロガーは違います。あまり世間体を気にする必要がなく自由に振る舞えます。
きたなさ
くずれた感じ
だらしなさ
いいかげん
チープ
キモさ
ブサイク
意味不明
このようにふざけることができます。というか、おもいっきりふざけるべきです。このような要素を含ませることで「斬新さ」「独創性」を引き立たせ、強い「印象」をあたえることができます。そしてこのアマチュア感が、スポンサーの息が掛かっていないという意味で情報への真実味を増し、信頼構築につながる、と言うケースもあります。
そして・・・・ちょっと難しいですが、名前も同時に考えていきます。
特徴と属性にピッタリの名前を考えてみてください。
覚えやすい要素を入れるためには、ギャグ要素を入れるのが手っ取り早いです。
何も思いつかない場合は、とりあえずダジャレを利かしてみるのも手。
今即興で作ってみたキャラクター(超適当)
キャラクター名:土子 (ツチノコ、女の子)
2つの要素をダジャレとして組み合わせ、イラストに反映させると簡単にクソキャラが作れますね。
できるだけ性格にメリハリをもたせる
できるだけメリハリのあるはっきりした性格をもたせると、ブログキャラクターとしてとても使いやすくなります。
キャラクターの性格がはっきりしていれば、このような状況の時、こんなことを言いそうだな、こんなことをしそうだな、といったストーリーが自動的に作られていきます。
キャラクターが勝手にしゃべってくれます。
これが巷で言われている、キャラクターに息を吹き込むというやつですね。
「印象に残る」キャラクターの条件とは
印象に残るキャラクターと、そうでないものって、確実にありますよね。
その違いは何でしょうか。
まず、それを考えるためには、キャラクターに絞らずに、あなたが今まで生きてきた中で印象深かった出来事をピックアップしてみましょう。
なぜそれが記憶に残っているか、わかりますか?
記憶に残りやすい条件
私が思う、記憶に残りやすい条件はこれ。
感情が動いた時
感動した時、嫌な思いをした時、腹が立った時、後悔したこと、はずかしかったこと、など。
ブログキャラクターの場合は「感動」を狙っていくべきでしょう。うれしい、すばらしい、美しい、新しい、とにかくインパクトをあたえましょう!!
何回も目にしているもの
頻繁に会う人の顔、良く買うものの値段、毎日起きる時間。
頻繁に目にするものは、興味がなくてもまぁまぁ覚えちゃってたりします。
繰り返し見聞きすることで、まさに記憶の定着の原理で、キャラクターも記憶に定着していきます。
このキャラどっかで見たことあるぞ・・・!
これはCMなどと同じ原理で、全く知らない情報より、なんか少し知っていると思える情報の方が、とっかかりやすくなるそうです。親しみ易いキャラクターを作った後は、どんどん積極的に登場させ、高頻度で目に触れさせることでさらに親しみやすいキャラクターに育て上げることができます。
しかし裏を返せば、人は見飽きてしまう生き物です。
ああコレ知ってる。そう思った時点で人は興味を示さなくなります。
見慣れたものは記憶に残らないのです。それは進化の過程で、見慣れたもの=経験にならない=無視が得策 という方程式が出来上がってしまっているのかもしれません。
ですから、飽きないようにする工夫をすることも大事です。
話はそれますが、こんなことを考えていると、人の器というものは、「どれだけ新しい経験をしたか」で決まるのだと思うわけです。
番外編:ブログキャラクターメイクのヒント
どうしてもブログキャラクターが決まらない人のために、紹介した手順とは別の方法でキャラクターを考える方法を少し紹介します。
- イメージに近い曲
- 若者のカルチャー
- れんちょん
順番に説明するよ
イメージに近い曲を聴きながら考えてみる
映画マトリックスの原作者は、Rage Against the Machineを聴きながらイメージを膨らませ執筆したといいます。
曲のイメージが映像を呼び起し、キャラクターのイメージに役立つかもしれません。
若者カルチャーに学ぶ
やはり若者のカルチャーの中に斬新なアイデアが生まれやすい印象があります。
若者カルチャーの例:
◆ツイッターのキャラクター
◆流行りの物や言葉
◆ゲーム
◆アスキーアート
れんちょん先生から学ぶ
れんちょんは、アニメ「のんのんびより」に登場するメインキャラの一人で、かわいいツインテールの女の子です。れんちょんは下のように挨拶をします。
天才的な特徴を持っており、成績はオール5。
絵がめちゃくちゃうまいですがグロテスクです。
時々意味不明な行動を取りますが、妙に大人びたところもあり、しっかり者です。
とても特徴的ですよね。ただし特殊すぎて行動はまったく読めませんが・・・。
さらに特筆すべきは、れんちょんのネーミングセンスです。れんちょんの飼っているタヌキの名前は「具(ぐ)」といいます。サワガニの名前は「お塩」です。
「具」は、今回紹介した手法に当てはめるなら、物体意外の概念的な属性を使った高等テクニックです。
おまけ:小手先テクニック
前髪が長いと陰キャっぽくなる
もし、おとなしい、ややコミュ障キャラクターを作りたいと思ったら、前髪があるとそれっぽくなります。ちなみに、前髪を残す髪型は日本特有の文化なのだとか。他にも帽子をかぶるなど目の上に影ができるようにすると効果的。
被り物をかぶせるだけで可愛く
フードや猫耳などのアイテムを加えるだけで、手っ取り早くかわいくなります。少し親しみづらいなと思うキャラクターになってしまった場合は、とりあえず何か被り物を試してみましょう。
画像編集ソフトを駆使する
キャラクター作りが面倒なので、サクッと作りたい人向け。文明の利器を使って、細かいことは抜きにして、一気に作ってしまう方法です。
手持ちの好きな画像を、絵画風やドット絵にしてくれるサービスを利用したり。
ウェブ上でパーツを組み合わせてキャラクターを作れるサービスもあります。
試しに作ってみました。パーツがいっぱいあるので他の人とかぶりにくい!
参考資料:メロン熊
こちらは北海道物産センターの夕張店のキャラクター「メロン熊」です。
最初に提唱した、魅力的なキャラクターの6大要素、覚えていますか?
シンプルさ・バカさ・印象深さ・ユーモア・レアさ・新しさ
どれも満たしていると思いませんか?
まとめ
こんな記事を書いている私ですが、もう少しキャラクターに向き合う機会を作らねば・・・!と日々反省する毎日です。自分の好きなキャラクターの土台さえ出来ていれば、大幅な変更なく、ブラッシュアップという形で、キャラクターをバーションアップしていくことも可能です。しかし初めに決めた軸がテキトーだった場合、自分の価値観とずれていたりして好きになれなかったりすると、少々の修正では難しくなります。完璧主義は悪だと教訓として唱えている私ですが、こればかりは最初にじっくりと考えておくべきことかもしれません。
以上、じゃがでんでした~