マインドセット：「一度で終わらせるな」の法則

こんにちは〜
じゃがでん です！

このマインドセットは
ビジネスにおいてとても役に立つ成功法則だと思っています。
そして、どんな本にも載っていないものです。（たぶん）

「一度で終わらせるな」と聞くと、「甘えてもいい」とか「この辺でやめておこう」という気持ちを奨励しているようにも聞こえますが、そうではありません。

もちろん、集中できる間はやり切った方がいいです。

この「一度で終わらせるな」の法則は、ただ闇雲に、がむしゃらにやるのではなく「計画的に」取り組んでみましょう、という法則です。

なんのことかさっぱりだと思いますので、まずは例え話からさせていただきますね！

掃除の得意・不得意

例えば、掃除の得意な人とそうでない人がいます。

彼らの違いを比較してみると、得意な人は掃除のコツがわかっているのに対し、そうでない人はコツがわかっておらず自分の思い通り進みません。自分の思い通りにならないことでさらに嫌いにもなっていきます。

ここで注目したいのは、掃除が得意ではない人は技術的に掃除が苦手なのではなく、ただコツを知らないというだけなのです。

このコツは、覚えるのに長い時間が必要ということもなければ練習が必要というわけでもなく、さらに筋力が必要というわけでもありません。

このコツこそが「一度で終わらせようとしない」ことなのです。

掃除のコツとは！？

掃除の例えの続きですが

掃除の下手な人は、今、目の前にある一部の汚れだけに注目しゴシゴシと擦って一度に落とそうとします。当然、水分を含んでいない乾燥した汚れは簡単には落ちません。体力を使いますし時間もかかります。力任せに擦ることで下地を傷付けてしまうこともあるでしょう。やっと汚れが落ちると、次はその隣の汚れを落としにいきますがこれも同様に苦戦します。これを繰り返し、膨大な労力と時間を費やしてしまうのです。

一方掃除の得意な人はコツを知っています。
掃除のコツとは、まずたっぷりの洗剤と水をスポンジやブラシに含ませ一通り汚れた部分を軽くなでるようにします。すると汚れに細かな傷が付き、そこに水や洗剤が染み込み馴染んでいきます。他の部分も同様になでていきます。その間に、最初になでた部分の汚れが浮いてくるのです。

もうおわかりかと思いますが、二回に分けて汚れを落とすことで総合的な時間が短縮されるばかりでなく力を入れずに汚れを落とすことができるのでストレスからも開放されます。

結果的に掃除が好きになります。

マインドセット「一度で終わらせるな」の法則は掃除だけではない

やっと本題に入ります(^-^;

なぜこの例えを出したのかと言うと、これは色々な場面で応用できる原理原則だからです。

食器を洗うとき、とかもそうなんですが、このような掃除関連の話だけではなく

・対人関係

・ビジネス

・投資

・ダイエット

・勉強

この法則を知っていると様々な場面で活かすことができます。

フィジカルではなくケミカルに対応するということ

力任せでなく戦略的に物事を解決するということ

これらは共通しています。

対人関係への活用

一度注意しても言うことを聞かない知り合い、たとえば後輩や子供などがいたとします。

怒りに任せにどなって叱ることをすれば、相手は納得していなくても注意を受け入れるでしょう。しかし本当の意味で理解していないので、また同じようなことを繰り返す可能性が高いのです。またあなたの見ていない場面でこっそりと注意を無視した行動を取るでしょう。

そうではなく、なぜ相手がそのような行動をするのかを考え、アドバイスをするのです。
危険性や必要性を「知らなかった」なら教えてあげましょう。
理解が及んでいないのなら、何がわからないのか一緒に考えてあげましょう。
尊敬されていないから言うことを聞いてくれないのなら尊敬される努力をする必要があります。

いずれにしても
これは数分間はおろか数時間でも足りない程の難しいことです。
相手と自分との関係を解きほぐすように複数回、何週間もかけて慎重にコミュニケーションを取る必要があります。

これを一度に決着を付けようとすると、ほぼ間違いなくギクシャクした関係になるでしょう。

 

ビジネスへの活用

個人で事業を立ち上げ、一度失敗したり上手くいかなかったり現時点で収益が仮にゼロだったとしても、それは辞める理由にはなりません。

一度で成果をあげる人も確かに存在するでしょう。
しかしそれは運やタイミングが良かっただけかもしれません。
常人を遥かに凌ぐ想像を絶する努力をしているかもしれません。

その人のマネをしても、誰もが稼げるようになるとは限りません。正攻法ではなく、非常に稀なケースと言えるからです。

そうではなくて、高確率で成果の出る方法。それが、繰り返し、間違いのない方法を実行していくことです。必ず何らかの形で成果が出ると思います。

まずはアウトラインの形成

掃除の例えでも話したように、まずは全体をなでるようにして水と洗剤を馴染ませます。

これと同じように、何かを達成したいと考えるときは、まず全体を把握しましょう。

ネットビジネスに興味があるなら、一通り興味のあるものに手を付けてみる。すると自分との相性やメリット・デメリットがわかってきます。最終的に自分がどのようなスタイルでビジネスを展開していくのか、その構想に役立つことでしょう。急がば回れというわけです。

曲を演奏したいと考えた時、まずは下手でもいいので曲全体を演奏できるようになってから細かな部分をブラッシュアップしていくと上達が早くなります。

浅くでもいいので、広く網羅的に手を付けてみる。これがとても大事なことなのです。

成功の鍵は「時間」と「回数」である

ポイントなのは「時間」だけでなく「回数」も重要であるということ。

反復練習や勉強の復習が効果的なことはご存じの通りですが、これは定着し慣れさせることにあります。

単発で長い時間を費やしたとしても回数が伴っていなければすぐに忘れてしまいます。一夜漬けの勉強をすぐに忘れてしまうような感じです。

そして「時間」。
「時間をおく」ということです。

これは記憶や習慣が定着するためには、それなりに時間がかかるということ。しっかり睡眠をとり、脳で情報の整理を何度もおこない長い時間を掛けて自分の血肉になっていくのです。

単純な合計時間ではなく、複数回に分割することがポイントです。

対人関係では、注意された本人が納得するまで、心の整理をするために時間がかかること。

掃除であれば、水分や洗剤を染み込ませる時間が必要なこと。

無理なダイエットはリバウンドを招きますし、一発逆転のビジネスや投資はリスクを伴います。

「複数回に分けて、何度も何度も同じことを繰り返しおこなうこと」これが重要です。

 

単発の時間は短くても良い

ある程度の時間をおかなくてはならない、という話をしましたが、単発の時間、一回当たりの時間は短くても大丈夫です。これはちょうど掃除のときに汚れを「なでる」のに似ています。

毎日５分だけ読書をする
毎日１ツイートする
毎日１つ英単語を覚える

あくまで自分にとって無理のないノルマにすること。読書を毎日５分やるのが大変なら、１分でもいいと思います。大切なのは長期間、回数を重ねることです。

そのうち、あなたは息をするように必要なことを何も考えずにこなせるようになるはず。

その時までが一番難しいと思いますが、チャレンジする価値はあるはずです。

目の前の単発の成果にこだわりすぎないこと

目の前の汚れがすぐに落ちなくても、それにこだわり過ぎることはありません。

会社の上司に認めてもらえていなくても、部下に慕われていなくても、それは現時点でのことです。

手掛けるビジネスは、おそらくたくさんの失敗を伴うでしょう。その度に、改善していけばいいのです。

よく言われる言葉に「凡人は完璧主義である」という言葉があります。

目の前の単発の汚れではなく、全体を俯瞰すること。最終的な未来、理想の状態になっていることを目指し、一つ一つの結果にはあまりこだわらなくても良いのです。

難しいことを達成するモチベーション

そもそも、そんなにやる気が起きない、という人もいるかと思います。

長期間、何回も繰り返すということは、どんなに好きなことでもなかなか難しいことです。

勉強やビジネスであれば、それが好きなことだと胸を張って言えない人もいるでしょう。

そんなつらい思いをして、成功しなければいけないのか？そんな疑問も浮かんでくるかもしれません。

ここで考えていただきたいことは、一度やって上手くいくようなことは、言ってしまえば「誰でもできること」なんです。

あなたが収めたい成功とはそんなものですか？

結婚したパートナーにネタを話したらすぐに簡単にマネされてしまうようなことでしょうか？

違いますよね！

ほとんどの人が簡単にできないからこそ、すごい人だと尊敬され頼られます。

あなたは今日、そのコツを得ることができました。

誰でもできることを長期間、何回も繰り返す。これは誰でもできないことです。

マインドセット「一度で終わらせるな」まとめ

マインドセット「一度でおわらせるな」成功法則

もし共感していただけるなら嬉しいです！
ぜひ明日、まわりの知り合いにも話してあげてくださいネ。

以上、じゃがでんでした～